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交通死亡事故多発緊急アピール  平成23年8月11日

 一瞬にして尊い命を奪う交通死亡事故をなくすことは、私たち市民の切実な願いです。
 しかしながら、市民の皆様や関係機関の懸命な努力にもかかわらず、市内では悲惨な交通事故が多発し、7月から8月上旬までの約1か月間に3人の尊い命が失われ、今年に入り既に5人が犠牲になるという大変憂慮する事態となっております。
 市は、この事態を重く受け止め、これ以上交通事故の犠牲者を出さないよう、ここに「交通死亡事故多発緊急アピール」を行い、改めて市民の皆様一人ひとりに交通事故防止を訴えるものであります。
 どうか、市民の皆様におかれましては、家庭・地域・職場での交通安全の取り組みを強化し、交通法規を守り、交通モラルを高め、特に子どもや高齢者、身体に障がいのある方を見かけたら人にやさしい思いやりの運転に努めるなど、交通事故防止にぜひご協力くださいますよう、お願い申し上げます。
 
  • ドライバーの皆様へ
 災害続きで疲れや不安を感じている方も多いと思いますが、心にゆとりを持った車の運転をお願いします。交通事故は心のちょっとした油断から発生し、歩行者や対向車などに危害を加え取り返しのつかない事態を招きます。どうか常に心に余裕を持った運転を心がけてください。
  1. 子どもや高齢者、身体に障がいのある方を見かけたら速度を落とし、人にやさしい思いやりの運転に努めましょう
  2. 安全な車間距離を確保し、ゆとりある運転に努めましょう
  3. 無理な追い越しはやめましょう
  4. しっかり止まって、はっきり確認しましょう
  5. 飲酒運転は絶対にやめましょう
  6. 疲れや眠気を感じたら休憩する勇気を持ちましょう
  7. シートベルト、チャイルドシートの着用を徹底しましょう
  8. 夕暮れ時や夜間は、早めのライトの点灯とライトの上向きを心がけましょう

 

  • 市民の皆様へ
  1. 飲酒運転は、絶対にしない、させない、許さないを徹底しましょう
  2. 道路を横断するときは、渡りきるまで、よく安全を確かめましょう
  3. 夕暮れ時や夜間は、夜光反射材を身につけましょう


 

道路の横断時は、渡りきるまで、よく安全を確かめましょう

道路の横断時は、渡りきるまで、よく安全を確かめましょう

いまこそ ボランティア精神を! 平成23年7月30日

 このたびの豪雨災害により、お亡くなりになられた方、被害を受けられた皆様に心から哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
 記録的な降雨量となったこのたびの豪雨は、28日の降り始めからの雨量も3日間で565mmに達し、29日午後9時頃には時間当たり最大で121mmを観測しました。
 このことから十日町地域を中心に、晒川や田川、羽根川など信濃川の支流にあたる河川が軒並み増量し、護岸やのり面を崩落させながら氾濫。川沿いの家屋の倒半壊や床上、床下への土砂や瓦礫、樹木の流入など甚大な被害をもたらしています。
 市では、29日午前10時に私を本部長として水害対策本部を設置。24時間体制で情報の収集や災害の復旧にあたるとともに、同日と翌30日には晒川沿いの学校町や田川町など11町内の153世帯443人を対象に避難勧告を発令し警戒を呼びかけました。また、主要国・県道のいたるところが崩落し、これまでに十日町地域の32集落が孤立。松代、松之山地域へは通行不能となっています。
 電気や水道などライフラインが寸断されている集落もあり、道路の通行不能が対応の遅れを招いている状況です。そのような状況から29日、国の災害救助法の適用を受けました。
 今冬の豪雪、3月に発生した長野県北部地震、それに今回の豪雨災害が加わり、今年に入り3回の大きな自然災害に苛まれたことから国の災害救助法や激甚災害を受けることになり、市民は心身ともに疲労と不安をお感じになられていると思われます。
 私も連日、市内の被災地を視察に回りましたが、被害に遭われた皆様は、暑さと泥のぬかるみの中で本当にご苦労をなさっておられます。このようなとき、やはり何より支えになるのが、市民同士の助け合い、言葉の掛けあいです。今、市内には大変困っている方がおられます。お知り合いの方、お近くの方などにそのような方がおられたら、どうか温かい手を差し伸べてください。
 このつらい、自然災害を市民みんなで乗り越えてまいりましょう。

最新の平成23年7月新潟・福島豪雨災害情報はこちらをご覧ください。

大きな爪痕を残した豪雨災害の様子の画像

市内各地に大きな爪痕を残した豪雨災害

電力不足に対応した徹底節電をお願いします 平成23年3月17日

 3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震により、東京電力・東北電力の設備に大きな被害が出ていることから、電力の供給不足が生じ計画停電が実施されています。
 十日町市では、3月12日(土)に発生した津南町を震源とする地震で松代・松之山地域が甚大な被害を受け、避難所生活を余儀なくされている市民が多数いることと激甚災害の復旧真っただ中ということで、当面の計画停電対象区域からは外されております。
 しかし、今般の国家的危機を乗り切るには、私たちも計画停電区域外ということに甘んじることなく、徹底節電に協力しなければならないと考えます。
 市民の皆様には、大変ご不便をおかけしますが、是非生活様式を見直し、下記の例のような徹底節電にご協力くださいますようお願い申し上げます。

■ 節電の取り組み例
  • 不要な照明を消すなど、不必要な電気の使用を止める。
  • パソコン・テレビなどは省エネモードで使用する。
  • 家電製品の未使用時には、プラグをコンセントから抜く。
  • 厚着をし、暖房の設定温度を低くする。
  • 冷蔵庫の温度設定を強から弱にする。
  • 冷蔵庫の中を整理し、冷えやすくする。
  • 白熱電球を、LED電球などに交換する。
  • 電気ポットの使用は控え、お湯はガスで沸かし魔法瓶で保温する。

一丸となって震災を乗り越えましょう 平成23年3月15日

 3月11日(金)、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の激震が東北地方・関東地方を襲いました。甚大な被害をもたらした「東北地方太平洋沖地震」でお亡くなりになった皆様に謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。また、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。消息不明となっている方々の早期発見を心から祈念しています。
 中越大震災・新潟県中越沖地震を経験した十日町市では、「東北地方太平洋沖地震」発生直後から、被災地への支援のための準備を整えていました。ところが、翌3月12日(土)未明に、津南町を震源とする長野県北部地震が発生し、震度6弱の揺れが十日町市を襲いました。
大きな被害を受けた、松之山地域中尾の家屋崩落現場

大きな被害を受けた、松之山地域中尾の家屋崩落現場

 人命にかかわる被害はありませんでしたが、負傷された方がおられます。また、多くの市民は、あの中越大震災の恐怖を思い起こし、断続的に起こる余震に不安な日々を過ごしています。震源に近い松之山・松代地域を中心に、全壊・半壊などの建物被害や、断水被害が発生しました。一時は市内13か所の避難所に465名の方が避難するなど、被災された皆様は不自由な生活を余儀なくされています。
 今冬の、記録的な豪雪と闘ってきた市民にとって、まさに追い打ちをかける天災です。さらに、被災現場は今なお3mもの積雪に覆われて、水道管漏水個所や道路及び法面の損傷個所の特定ができないことから、応急処置にも時間を要し、昼夜を分かたず復旧活動にあたっています。また、耕作地などの被災は、雪解け後に判明し、被害が更に拡大する可能性が非常に高い状況です。
 私も地震が発生した12日と13日・14日に被災現場や避難所を訪れ、改めてこの被害の大きさを実感しました。
 十日町市は、被災者の暮らしを第一優先に、ライフラインの復旧や、飲料水確保、避難所維持など、被災者の支援と災害復旧に全力で取り組んでいます。また、ご協力いただける方は、被災者の皆様に温かい手を差しのべていただきますよう、心からお願い申し上げます。

土砂崩落現場 積雪とともに土砂が崩落

土砂崩落現場 積雪とともに土砂が崩落

 3月14日(月)には、泉田知事が松之山浦田小学校の避難所で、被災された皆様に「困っていることはなんですか」と温かい声を掛けていただき、「一人ひとりの事情に応じたケアが必要。未来を描ける支援をする」ことを表明してくださいました。十日町市も国・県と力を合わせて、生活支援や心のケアなどのきめの細かな支援を進めてまいります。また、このたびの災害に対して、多くの皆様から義援金を頂戴しています。支援の手を差しのべていただいた皆様に心より感謝を申し上げます。
 まだ余震が続いており、融雪などによる二次災害の危険性もあることから気を緩めることのできない状況です。どうか、市民一人ひとりが備えに万全を期していただくとともに、隣近所の方々にも心をお配りいただき、皆でこの震災を乗り切ってまいりましょう。
 国難ともいえる厳しい状況下にあっても、日本人としての希望と誇りを失わず、粘り強く明るい未来を目指しましょう。十日町市は、このたびの震災からの復興に全力で取り組みます。
泉田知事と避難所にうかがい、被災者の声をお聴きしました

泉田知事と避難所にうかがい、被災者の声をお聴きしました

泉田知事に状況を説明し、対応方針を確認しました

泉田知事に状況を説明し、対応方針を確認しました

清津川への暫定試験放流量(増量)を合意 平成23年1月31日

 清津川の取水問題は、東京電力(株)湯沢発電所が清津川から取水・発電した後の水を、魚野川に放流していることに起因する水利権問題です。
 「第11回清津川・魚野川流域水環境検討協議会」が1月31日(月)に開催され、新潟県・南魚沼市・十日町市の合意により、清津川への暫定試験放流を現在の年平均で毎秒0.574トンから25%(同0.142トン)増量し、同0.716トンとすることになりました。
 これまでの協議の中で、私は当市側への流量増を強く求め、特に秋の観光シーズンには、少しでも多くの水を清津川に流すことを主張してきました。このたび、県の指導のもとに、南魚沼市長及び東京電力(株)から理解をいただき、10月~11月には、現在の2~3倍にあたる0.978トンの放流量を得ることができました。また、灌がい期においては、南魚沼市に支障がない範囲で流量調整を行うこととしています。
 清津峡は当市のかけがえのない観光資源です。ここにエメラルドグリーンの清津川の流れが復活することを誰もが望んでいます。そして、その美しい景観を求め多くの観光客の皆様からお越しいただくことで、双方にメリットが生れるものと考えています。このことは、隣り同士互いに互恵・互譲の精神によるものであり、良い信頼関係を築いていくうえで大切なことだと思っています。
 今後は、清津川の取水問題にかかる約90年の歴史に終止符が打てるよう、抜本的解決策の早期実現を強く要望してまいります。また、魚野川で河川環境、水利権を維持するために必要となる流量(正常流量)が今年中に設定される予定です。その時には、清津川・魚野川両流域の最低限流すべき流量が決まりますので、両流域の河川流量を含め、本来あるべき姿を見出してまいりたいと思っています。
 清津川の河川環境改善に向けて更なる増量と清津川の水を清津川に流すよう、市民並びに関係機関の皆様と協力していくとともに、魚野川流域の皆さんが清津川の水に頼らなくてもよい環境整備の必要性を訴えてまいります。
井口南魚沼市長との固い握手

年頭のあいさつ ~選ばれて住み継がれる十日町市実現に向けて~ 平成23年1月1日

高い品質の市民サービスを目指して

 年頭にあたり、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。併せて、市民の皆様には、日頃から市政運営に特段のご支援、ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
 昨年は、私が掲げる『人にやさしいまちづくり』『活力ある元気なまちづくり』『安心・安全なまちづくり』の実践の年と位置づけ、鋭意新規施策を打ち出すとともに、その実効性を高めるための『大胆な市役所改革・行財政改革』にもしっかりと取り組みました。また、信濃川の維持流量や新十日町病院の建設場所など、当市の将来にとって重要な課題について、今後に向けた確かな道筋を付けることができ、清津川の分水問題でも解決に向け一歩前進をすることができました。
 力を注いだ福祉施策では、「地域子育て応援カード」の発行や、市全体としての保育料の引き下げ、子どもの通院医療費助成を小学校卒業まで拡大するなど、子育て世代の負担軽減を図るとともに、重度障がい者の生活支援や、就労支援、介護施設整備の前倒し実施など「やさしさのあるまちづくり」を進めてきました。
 攻めの政策では、地域ブランドや起業家の支援に乗り出すとともに、中心市街地活性化の計画づくりにも着手し、まちを元気にする仕組みづくりを進めてきました。
 しかし、こうしたまちづくりの施策は、形づくることが最終目的ではありません。質の高いサービスとして、市民の皆さんに役立つことが肝心です。今年は、これまで急ピッチで進めてきた施策が、さらに「実」のあるものとなるように検証しながら、一層の改善を図りたいと思っています。「計画・実行・評価・改善」この繰り返しで、市民ニーズに合った市政が行えると確信しています。

積極的な後期計画をスタート

 昨年は、私の強い思いで、一年前倒しで市政の羅針盤ともいえる総合計画の「後期基本計画」(平成23~27年度)を策定しました。この計画は、社会・経済情勢の変化や市民ニーズに応え、子どもや孫の時代にも勝ち残れる足腰の強い十日町市を築くことを目指しており、今後5年間の予算付けを行う意気込みで策定しました。
 計画に掲げた重点方針『人にやさしいまちづくり』では、少子高齢化に対応して、特別養護老人ホームなどの整備を進め、待機者の減少に努めます。介護の相談や計画づくりにあたる「地域包括支援センター」の充実を図ります。障がいのある子どもたちに、より良い学びの場を提供できるよう、「十日町市立特別支援学校」(仮称)を十日町小学校に併設するとともに、発達支援センターの開設を目指します。子ども・子育て世代への支援では、通院医療費助成の中学校卒業までの拡大に取り組んでまいります。
 重点方針の『活力ある元気なまちづくり』では、「中心市街地活性化基本計画」の策定や、クロス10・キナーレの改修によって、人々が集う魅力あるまちづくりを進めます。また、頑張る企業のために「企業設置条例」の適用や、農林業の「6次産業化」の推進などによって地域経済の活性化を目指します。その際、国宝「火焔型土器」や「大地の芸術祭」「きもの」「食文化」などの財産を的確に活用していきます。
 重点方針の『安心・安全なまちづくり』では、地域中核病院の早期改築、地域高規格道路の建設促進、公共交通空白地の解消など、社会基盤の整備を進めます。また、山間集落の再生に向け、一昨年から取り組んでいる総務省の「地域おこし協力隊設置事業」についても拡大します。
 一連の目標を着実に実現するために、引き続き「財政基盤の強化」や「市役所改革」、地域自治活動の推進などにも取り組んでまいります。一つひとつの努力を重ね、成果を生み出すことで「選ばれて住み継がれる十日町市」を実現したいと思っています。
 都会の若い人と話していると、里山の暮らしに憧れる人が本当に増えています。既存の価値感やライフスタイルが大きく変わってきています。まだまだ気づいていない発展の芽が身近にあると信じています。大切な芽を市民みんなで育てていきましょう。
 結びに、新しい年が、市民の皆様にとりまして、幸多き年になりますよう心からお祈り申し上げ、新春のごあいさつといたします。
関口市長の画像

十日町市が進める小中一貫教育 平成22年12月17日

 私は、市政の重点施策の一つに、小中一貫教育の推進を掲げています。 中学校入学後に、学校や生活になじめずに不登校になったり、いじめが増えたりするといった、いわゆる「中1ギャップ」はどこでも発生している教育上の大きな課題となっています。また、十日町市内の小・中学校においては不登校の発生が全国的に見ても高い状況にあります。
 確かに、小学校と中学校は制度が異なります。小学校は学級担任がほとんどの教科を指導する学級担任制であるのに対し、中学校は教科ごとに教師が変わる教科担任制であったり、個別に対応することの多い小学校に対し、中学校は自分で判断して行動することを大切にする、指導観の違いがあるなど、教育環境の変化も影響しています。そこで、小学校と中学校が連携し、義務教育9年間を連続した期間ととらえ、児童生徒の発達段階に応じた一貫性のある学習指導・生活指導を行うとともに、教職員や児童生徒が連携・交流を深めながら系統的・継続的に教育活動を行うことで、これらの問題を克服できると考え、小中一貫教育を進めていくことにしました。
 私が以前、この小中一貫教育を実践している広島県の中学校を視察した時、その制度内容と効果をお聞きし「これだ!」という確信を得ました。その学校では、特別な法の規制に基づく実施ではなく、現在の学習指導要領にもとづいて、小・中学校間の連携がより深まることを大切にしたソフトな形での実施であり、新たな学校の建設や指導体制を築くものではありませんでした。十日町市が進めようとしている小中一貫教育もそのような学校間の連携を強化し、教職員や児童生徒間の交流が活発に行われることで、このギャップを解消しようというものです。もちろん、小学校6か年修了後には、中等教育学校等に入学することもできます。

 全国的にも小中一貫教育については104市区町村で実施、70市区町村で導入を検討しており、今後も増える傾向にあるようです。導入目的も、「私立学校に対抗する学力アップ」「学校の存続や地域の活性化」「学校が抱える教育課題の解消」など自治体ごとに様々です。
 11月30日(火)に十日町市が進める小中一貫教育について、広く市民に理解をいただこうと開催した講演会で、小中一貫教育を先駆的に実施している広島県呉市立警固屋小中学校の二宮肇美先生は、中学校進学にあたっての子どもたちの不安感について、「中学生になったら勉強も難しくなるし、がんばろう」といった小・中学校の段差による成長が期待できる部分は残し、人間関係などの不安については解消できるよう交流活動体験等を重視することで成果を出していると話されました。
 また、福島県郡山市立行健(こうけん)小・中学校では、小学校間の交流を通して、子どもたちが仲良くなって入学すること、小・中学校の子どもたちの交流を通して、中学校の先生や生徒たちが入学してくる子どもたちが分かることで、中1ギャップの解消に役立っていることが報告されています。一方では、「学び方マニュアル」や「規則正しい生活習慣」「家庭学習の進め方」など小学校と中学校で連携して取り組むことで、「知・徳・体」の基礎基本の定着に役立っているといった数々の事例もあげられています。

 このように、子どもたちの心と体の成長が著しい大切な成長期に教育的なハンデを負わないように、小中連携の仕組みを作ることで、子どもたちに豊かな学びと育ちの場を提供できるものと考えています。
 現在、市では、地区の合意を得た中で、下条・川西・中里・松代の4地区をモデル中学校区として、小中一貫教育の導入について検討を進めています。多くの皆さんから、子どもたちにより適した教育環境の整備についてご理解いただきますようお願いいたします。
小中一貫教育の画像

「日本一元気な村 ~池谷・入山集落の自立式~」に参加して 平成22年11月26日

 皆さん、池谷・入山集落が活気づいているのをご存知ですか。池谷・入山は人口17人(入山集落は閉鎖)のむらですが、ここに年間を通して国内や外資系の大手企業が新入職員の研修や社会貢献活動の一環として研修を行ったり都市部から住民が移り住んだりと、多くの人々が集うようになっています。
 この過疎と高齢化が進む集落に、平成16年10月に発生した中越大震災で、特定非営利活動法人JENが支援の手を差し伸べたことから、復興をかけた活動が始まりました。
 JENは、ハイチやイラク、アフガニスタンなど、世界各地の紛争や災害に見舞われた地域で支援活動を行なっているボランティア団体です。本来、海外での活動が主ですが、中越大震災がきっかけとなり、被災地の過疎化に拍車が掛かることで集落存続の危機が懸念されたことから、「村の人が自らの力で過疎を止める」には、中長期的な支援が必要であるとして、池谷・入山集落に6年間に渡り支援活動と集落の活性化に向けた交流活動を行ってきました。
 被災直後、都市部から訪れるJENの皆さんが復旧作業や冬期間の除雪作業などに奮闘する姿に、集落の皆さんも勇気づけられ、これまでなかった外部からの人々と交流も盛んになるなど、集落の雰囲気もずいぶん変わってきたといいます。これが端緒となって集落では「十日町市地域おこし実行委員会」を設立。旧池谷分校を「やまのまなびや」として活動拠点にし、イベントの開催や特産品の販売など、住民自らの手でむらおこしが行われるようになりました。
 現在では、これら都市交流に加えて「地域おこし協力隊」がご家族で活躍され、集落に新風が注ぎ込まれるとともに、来年には新たに都市部から移り住まれる方もおられるといううれしいお話しもうかがっています。
 池谷・入山集落の復興は、まさに過疎克服のモデルであるといえます。11月26日(金)、JICA東京講堂(渋谷区)で行われた「池谷・入山集落の自立式」では、今後、地元の皆さんが集落の発展に向けて力を合わせていくことが誓い合われ、JENの木山啓子事務局長から集落の総代さんに、集落の自立と発展の願いが込められた旗(写真)が寄贈されました。これは、池谷、入山集落が自分の足で前に進むことが出来るようになったと認めていただいた証であり、これまでの支援というつながりから、今後はパートナーとして新たな関係を築き上げていこうという、たいへん意義深い催しでした。
 
過疎対策は、ゴールが見えない大きな行政課題の一つです。山間地への有効な支援として、確実な施策を打ち出すことは難しいものがありますが、既成概念に捉われず、住む人たち自らが地域の将来を考えて外部の積極的に行動していくことが大切だと思います。
 市としましても、地域が地に足を付けた確かな活動が行えるよう支援してまいります。
 JENの皆さん、これまでのご支援ありがとうございました。 池谷・入山集落自立式の画像

ホームページ一新 平成22年10月1日

 記録的な猛暑も過ぎ、爽やかな秋を迎えています。10月の衣替えとともに、このたび十日町市ホームページも一新し、装いも新たに再出発をいたしました。
 これまで、十日町市のホームページは、ご利用いただいている皆さんに、画面の展開が遅い、目的の情報が探しにくいなどご迷惑をおかけしていましたが、新しいホームページは、システム自体を新しいものに更新して、よりよい情報環境を整えました。
 情報は発信する時期・内容によってその価値が問われます。器ができても中身が伴わなければ、十分な効果を発揮することができません。情報を発信する側として、市民の皆さんをはじめとする全ての利用者にとって使い勝手がよく、魅力あるホームページ作りを目指してまいります。
 使い勝手の良さは市役所そのものにも言えます。お気づきかと思いますが、昨年から市役所玄関口に総合案内を設け、職員が常時交代でお客様にご案内する体制を整えています。最近、市役所の雰囲気がずいぶん変わったとの私へのお手紙などをいただくようになりました。今後、市役所の耐震改築に併せ、市民から一層親しまれる市役所にしてまいります。

これからのまちづくり 平成22年10月1日

 9月議会も終了し、約6億円の補正予算をはじめ、昨年度の決算などについてご審議いただきました。今回の補正予算では、景気・経済対策に約1億円、道路・消雪パイプ整備など快適なくらしのために約2億円を計上するなど、市民の皆さんに直接関わることに手当ていたしました。長引く不況の中ではありますが、財源の捻出に知恵を絞り、より良い十日町市づくりを進めます。
 また、現在、市では総合計画後期基本計画づくりに取り組んでいます。これは、十日町市の中長期を描く未来図であり、今後のまちづくりの指針になります。社会情勢の変化や時代に即した市民ニーズにお応えするため、予定していた計画より1年前倒しで行います。今回の計画づくりにあたり、私は職員に対して今後5年間の予算編成を行う気持ちで取り組んでほしいと指示しています。これは、合併特例期間である今後5年間でどのような政策を実施していくかが、十日町市のまちづくりに大きく影響するからです。今きちんと将来を見据え、何が十日町市に大切かをしっかりと見極めて「選ばれて住み継がれる十日町市」づくりを進めてまいります。
 そのためには、市民の皆さんの声が大切です。皆さんの声を市政に反映するため、毎週各地域に出向いて膝詰めで話し合いをする「市長とのふれあいトーク」をはじめ「市長への便り」や「サタデー市長室」など、市民の意見をうかがう機会を設けていますので、多くの皆さんからご参加していただき、ご意見やご提言をお寄せください。
 これから、来年度の予算編成に向けて動き出します。この秋収穫された十日町市自慢のおいしいお米や野菜などをたくさん食べて、バリバリ頑張ります。

動き出した十日町市に勢い付けて 平成22年1月1日

 新年明けましておめでとうございます。十日町市長の関口芳史でございます。平成22年の年頭に当たり、市民の皆様にご挨拶申し上げます。
 昨年当市では、トキめき新潟国体冬季大会に始まり、第4回大地の芸術祭や全国棚田サミットなど全国規模の催しが目白押しで、大変にぎわいのある一年でした。市民の皆様からは、心のこもった温かいおもてなしで来訪者をお迎えいただきました。人と人、地域と地域の交流が育まれたことに加え、十日町市とその魅力を全国に向けて発信することができましたことに心から感謝申し上げます。
 これらの催しをとおして、来訪者の方から十日町市へのおほめの言葉や羨む言葉をたくさんいただきました。それは、この地域の人であり自然であり食であり歴史文化であり、それらさまざまなものに厚みがあり質感があるからです。端的にいえば、この地域そのものが魅力的だからです。
 この地域で生活している私たちにとっては、当り前でありふれたものでも、外から訪れた人の目や新たな視点で見つめると、これまでとは違った輝きを放つことがあります。これまでの価値観や既成概念にとらわれないでいきましょう。今こそ柔軟な発想が必要であり、そうすることのできる人にのみ大きなチャンスが生まれると信じます。
 新しい十日町市が誕生して5年が経ちます。それまでは、近隣市町村として同じ土地柄の中で協力しながら、あるいは競争しながら自治の営みをなしていたものが、合併して一つになりそれぞれの良いところを持ち寄ることで相乗効果が生まれ始めています。早くからこのことに気付いていれば良かったと少し悔やまれます。だから、観光庁の主導のもとに新潟、長野、群馬の県境にある7市町村を圏域とした「雪国観光圏」の取り組みはとても重要だと思っています。互いに連携しながら、一体的な観光戦略を展開し相乗効果を生むことで、より大きな広がりで地域の活性化を目指すものです。情報化とスピード化が進む現在において、広域で活動することのメリットを生む新たな地域振興策として着実に推進していきます。
 私は本年、これまで訴えてきたやさしさのあるまち、元気のあるまちづくりの実践に向けて具体的に取り組んでまいります。まずは、高齢者や障がいのある皆さんにやさしい施策を行うとともに、子育て世代の皆さんをしっかりと支援するなど、福祉政策の充実した十日町市を目指します。そのうえで、公共交通対策や環境対策など将来に向けて住む人にやさしいまちづくりの基盤を創っていきます。
 一方で、未来に向けて市が発展していくために、元気のあるまちづくりを進めていきます。各地域で行われているさまざまな行事を一層充実させ、今地域にあるものに磨きをかけるとともに、新しい魅力作りにチャレンジし、がんばっている方々を支援しながら、わくわくドキドキできる事業を展開したいと考えています。
 今、市内には、生まれ育ったこの十日町市に大いなる自信を持ち、いろんなことにチャレンジして頑張っている若者が増えています。このにぎわいも実に頼もしく十日町市の将来に希望を感じます。もっともっとたくさんの人たちから、どんどん前に出てきてほしいと願っています。そのために、彼らが活躍できるステージを作っていかなければならないと思っています。
 目の前に背丈の何倍もある大きな大きな丸い石があると想像してみてください。重く大きな石を動かすには、最初は大きな力が必要です。はじめはためらいもあるかもしれません。動くわけがないとあきらめる人もいるでしょう。しかし、みんなが同じ方向に力を合わせぐらりとさせることができれば、あとはしめたものです。私は、今の十日町市は例えてみれば、長年ピクリともしなかったこの大きな石がいろんな力によって、ぐらりと動いたところのように感じています。今年は、この動き始めた大きな石に市民みんなが駆けつけて、力を合わせて動きを確実なものにする一年だと思っています。
 私は、市民の皆さんの立場に立った市役所改革を進めながら、知恵を出しお金をつくり出し「選ばれて住み継がれる十日町市」の創造に取り組んでまいります。市民の皆様もいっしょに勢いを付けていきましょう。 結びに、今年一年、市民の皆様が健やかに過ごされることを祈念し、年頭のご挨拶といたします。

選ばれて住み継がれる十日町市に 平成21年5月1日

 雪の少ない暖かい冬でしたが、どんな年でも美しい緑の季節の到来には心が弾みます。市民の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 このたび皆様のご支持を得て、十日町市長に就任いたしました。これまで訴えてきたことをどんな困難にぶつかろうとも一つ一つ実現させていく責任の重さに、身が引き締まる思いです。ある偉大な学者は「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくりぬいていく作業」と言っています。この至言を座右の銘として十日町市のリーダーとしてまい進してまいります。
 私は「選ばれて住み継がれる十日町市」をつくります。「選ばれる」ために住む人にやさしいまちづくりをいたします。ひとりで頑張るお年寄り、介護に苦労されているご家族、障がいのある方にやさしい十日町市をつくります。「住み継がれる」ためには、子育て世代に来てもらわなければなりません。通院医療費を無料化し、さらにひとりで子育てに頑張るお母さんや、お子さんの多いご家族へしっかり支援してまいります。
 元気な十日町市を復活させるために、日本中、世界中から千客万来。怒とうの人の流れを創り出します。我々の持つ自慢できるブランドをしっかりとアピールし、農家も、商店も、旅館も、機屋も商売繁盛の十日町市を目指します。そして本気で商品開発、サービス向上に取り組む全ての市民・企業を徹底的に支援してまいります。
 そのために市役所改革・財政改革を徹底し、少数精鋭、市民のために働く集団をつくり、無駄を徹底的になくして「元気な、やさしい十日町市」に必要なお金を産み出してまいります。
 市民の皆様のご支援、ご協力を心からお願い申し上げまして就任のごあいさつとさせていてだきます。

関口市長の画像 関口市長の画像

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